「地方都市での生活の豊かさの向上」と「地方中心市街地が抱える複合的な問題解決」を同時に行う活動として「イベント商店街占拠」は誕生しました。これは中心市街地の使われていない空間を刺激的かつ創造的な方法で使いなおし、使いたいと考えている人を繋いでいくことにより、楽しさの密度の高い魅力的なエリアをつくろうというものです。
地方の中心市街地は全国的に空洞化という問題を抱え多くの使われないスペースが存在しています。しかしエリアの"既にある豊かさ"を見つけられていない場所をよく目にします。吉原商店街にも、ほこりまみれで眠り続けている空間が多数あり、それらは商店街エリア全体の価値を下げているように思えます。もし、その小さなビンテージの空間の数々をオモシロイ人たちがガンガン使い始め、生活を始めたら...どんな豊かな生活が生まれるでしょうか?私たちは、そのような状況を想像すると、どうしようもなく可能性を感じてしまうのです。
まちにあるもったいないモノ、時間、空間、建築、土地と人とアイデアを結びつけ、行動を起こしストーリーのあるまちをつくる。もったいない現状から始まるこの物語の序章は占拠(超能動的な熱い行動)から始まる。僕たちの仕事はそのきっかけをつくることです。
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2014.8.20 広報ふじ
2013.8.18 富士ニュース
2013.8.13 静岡新聞
2013.8.10 富士ニュース
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中日新聞